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25/09/04

ハンドロールピアノ

表題の楽器をご存じだろうか。薄型で、丸めて持ち歩ける電子ピアノである。私がこの楽器のことを初めて知ってから恐らく半年ぐらい経ったと思うが、たまたま立ち寄った横浜市某所の楽器店で、今日ようやく実物を目にすることができた。嬉しいことに試奏可能であった。

早速触ってみる。ちゃんと普通の鍵盤と同じ大きさだし、こんなに薄いのにちゃんと凹凸があるんだ。へぇ〜。私自身もピアノを練習する時に紙に鍵盤を描いてそれを使って運指を覚えたことがあり、そういうのを連想していたんだけど、どうも違うみたい。店のデモ機はピアノの音色になっていたので、調子に乗って『クレオパトラの夢』や『Moanin'』、EW&Fの『After the Love is Gone』のイントロとか、松谷卓の『出会い』(ビフォーアフターの初っ端で流れる曲)の冒頭部とか、パッと思い付いた”ピアノのイントロ”を何曲も試し弾きしてみる。一応ピアノとしてはちゃんと音が出るが、「な〜んか違う」という感じ。ピアノでもなくシンセサイザーやエレクトーンなどの一般的な電子楽器の鍵盤ともまた違う感触。でもって16分音符より細かい音は正直言って出にくい感じ。生ピアノの場合はそっと触っただけでもダイレクトにpp(ピアニシモ)ぐらいの音で反応があるのだが、それも出にくかった。
ちょっとしたピアノソロには向かないけれど、歌伴(ヴォーカルのバック)で使う分には差し支えないかも。というのが印象である。率直に言って、どこかに演奏に行った先に置いてあったのがこの鍵盤だったら弾きたくないというのが本音である。でも新しいもの好きな人は買うんだろうなあ…。

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